僕の右足は、翼になった・・・

西アフリカガーナ。この地で暮らす障害者には、過酷な運命が待ち受けている。

彼らには、家族の重荷として人目を忍んで生きるか、物乞いの道しか残さされていない。ガーナでは、ポリオワクチン不足などの理由で多くの人々が障害を持ち、その数は全人口の10%、実に200万人にも及ぶ。しかし、一人の障害者が抱いた信念と目的が、そんな現状を変えることになる、、、
右足に重度の障害を持ちながらも、母国の障害者に対する偏見をなすすべなく、日々精力的に活動を続ける一人の青年、エマニュエル・オフィス・エボワ。 障害を持つ者も、社会に貢献できるという信念のもと、片足のみで自転車によるガーナ横断を決行し、ガーナのみならず世界中に大きな感動を与えた。
エマニュエルの物語に感銘を受けたフィルムメーカーのリサ・ラックスとナンシー・スターンは2年以上もの歳月をかけ、ガーナからアメリカへと彼の活動を追い、400時間にも及ぶ映像に記録した。そして、その結晶である本作には、彼を応援する著名人達も多数参加。ナレーションは、全米NO.1TVパーソナリティのオプラ・ウィンフリーが担当、更にはハリウッドを代表する俳優ロビン・ウィリアムスもトライアスロン大会の司会者として熱いエールを送る。
本作は、彼を支える人々、彼の人生に欠かすことの出来ない大切な友人たちの証言と貴重な映像で構成される、感動のドキュメンタリー作品である。エマニュエルの揺ぎない信念、前向きな姿勢、弛まない努力の数々は、観るものすべての心に大切な”贈りもの”を届けてくれる。

出演

エマニュエル・オフォス・エボワ
ジム・マクラーレン/オプラ・ウィンフリー(ナレーション)

製作/監督

リサ・ラックス/ナンシー・スターン

アメリカ/2005年/80分/カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル
配給:デジタルサイト
宣伝:アニープラネット
後援: ガーナ共和国大使館/ 後援: ガーナ共和国大使館 協力:(社)日本トライアスロン連合
(社)日本PTA全国協議会推薦作品/ 文部科学省選定作品